2016年5月11日水曜日

間引きはご存知ですか?

本日も無事営業終了しました!
5周年セール1発目、お越しくださった皆様
ありがとうございました!

今週土曜日にも開催しますので
お楽しみに!


さて、今日は間引きのお話です。


この間引きという言葉
様々な状況で使われる常套句でもあり
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
ここでは農業における間引きのお話です。


種を蒔き、農作物を育てる工程の中で
ある程度、芽が出てくると各々の成長に少しずつ差が生まれます。
その中で、特に生命力が強いとみなされた芽を残し
その他の芽を抜いてしまう作業《間引き》と言うんです。

ここで間引きをしておかないと
根同士が土の中で衝突したり絡まったり
土のなかの養分の取り合いになったり
また日光が当たりにくい、風通しが鈍り
害虫や病気の原因になったりと
この間引きの持つ役割はとても重要となります。


“せっかく芽を出したのに抜かれてかわいそう”


確かにそうかもしれません。
優等生だけが残れる厳しきお野菜の世界。
農家さんは平等に愛を注いで育てているつもりでも
お野菜には人間のように個性が生まれてしまうのです。


ですが、品種によってはこんな形でお目にかかることができます。




《間引き菜》です。

早々に収穫されたとはいえ小さな根と立派な葉っぱ。
成長しきっていない状態はとても柔らかかったり
サイズが小さく、スティック感覚で食べれたりと
これはこれで魅力的な要素がたくさんあるのです。

人参や大根、小蕪などの間引き菜はよく直売所で売ったりされてますが
一般のデパートやスーパーで見かけるほど流通にはのっていません。

先人たちはどんな小さなことも無駄にせず
自然の恵みを全て頂く為の知恵を養うことを
サボらなかったんですね。

蒔いた種のうち、何%を間引きするかは
お野菜によって、品種によって、土によって、生育状態によって
本当に様々です。
もしお目にかかることがあれば是非ともトライして欲しいです。
自分は今回のこの人参の間引きは頭からつま先まで
同じくらいにカットしてペペロンチーノに入れました◎

人参独特の風味や葉が持つ爽やかな苦味が
非常に良いアクセントになっておいしかったです。

こういった間引き菜がお店に並ぶと
もう少ししたら人参が出てくるのか、とか
今後の収穫の状況も少し見えたりして面白くもあります。

当店では現在、滋賀県栗東の三浦さんの間引きが出ています。
普通の人参と黄色人参の2種類がありますので
今までチャレンジしたことない方こそ
食べてみてほしいなと思います。


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