今年初めて仕入れてみた梨
“八里”という梨らしくないネーミングですが
食べてみて、これからの梨の品種改良の流れが変わるんじゃないかと
そう思っちゃうくらいインパクトのある味でした。
梨に限らず、様々な果物全般に言えることなのですが
とにかく“糖度競争”の流れ中にあると思うんです。
しっかり甘味を感じられるようなものが
多くの支持を集めるような状況。
梨も例に漏れずとにかく甘い品種に人気が集まっており
それは逆に言えば“梨らしさよりもとにかく甘さ”
そんな風潮だとも個人的には思えます。
もちろん自分もそんな甘い梨を好き好んで食べてました。
が
そんな中でのこの八里の衝撃はグッときました。
まず食べてみると梨独特のシャリッシャリの食感。
と同時に果汁がジュワジュワッと溢れてきます、結構たくさん。
そして“鼻に抜けていく濃厚な梨の香り”
そう、何よりもこの梨の香りの強さにとても惹かれました。
久々にこんな梨っぽい梨を食べたなと、梨ってこんな味やったなと。
そしてその香りと同時にしっかり甘味も感じられます。
わかりやすく言えば梨をギュッと凝縮させた濃厚な梨。
梨好きの方は絶対に気に入って頂けるのではないでしょうか。
写真を見て頂ければわかるかと思いますが
皮は青味がありいわゆる青梨の系統にあります。
赤梨に正義感が感じられた昨今でこの色合いは
少し心細いところがありますがだからこそ
食べた時のギャップに驚くと思います。
果汁具合も写真でご確認ください。
オススメの食べ方は“キンキンに冷やしてから食べる。”
暑い日に冷え冷えの果汁でクールダウンしながら
濃厚な香りと甘さをお楽しみください。
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