2025年6月30日月曜日

令和の米騒動近況

 

















今日は令和の米騒動現状をまとめようと思います。

店頭でよく聞かれるので改めてここでまとめておこうと思った次第です。

備蓄米の放出発表以降から今日の輸入米前倒しの落札までのお話です。



備蓄米があるのに「出てこない」ワケ


まず1つ目は、**政府が備えてる“備蓄米”**の話。

2025年3月、農林水産省は「価格高騰に対応する」として、備蓄米を放出すると発表しました。

その量、最大で50万トン以上。


でも…実際、スーパーに並んでますか?


6月末までに市場に出たのは、たったの3万5千トンちょい。全体の10分の1以下なんです。


「あるけど出てこない」って、どういうことなん?って思いますよね。


主な理由はこれ:

  • 保管されてるのは玄米で、精米・小分けするのに手間がかかる

  • 保管場所が全国に点在してて、物流が追いついてない

  • 年数が経った古米も多くて、お店が扱いたがらない


とくにスーパーでは「味が落ちるんちゃう?」「産地が表示できない」といった理由で、なかなか売り場に出せないんです。




「MA米」が6月に前倒しで入札されたけど…


2つ目は、**ミニマムアクセス米(通称:MA米)**の話。

ちょっと難しそうに聞こえますが簡単に言うと

「世界貿易機関の決まりで、日本が毎年輸入しないといけない米」のこと。


ふだんは秋〜冬に入ってくるこの輸入米、今年は特別に3ヶ月前倒しの6月27日に初回入札が行われました。

ここで主食用の米3万トンが落札されて、しかも応募はその2.7倍以上。完全に売り切れ状態。


ただし、これもまだ安心できません。

このMA米、実際に日本国内に届いて流通し始めるのは9月末から10月ごろ。


つまり、今は「契約しただけ」。

現実には、夏のあいだの価格を下げる力にはならないんです。


しかも、MA米を扱えるのは大手の業者だけ。

町の八百屋さんや小さな飲食店には、直接まわってきません。


だから、「ニュースでMA米って見たけど、全然米安くなってへんやん!」って感じることもあると思います。




この夏、米の値段はしばらく高いまま


いま、スーパーで売られてる米の価格は、5kgで4,000円くらいが主流になってきました。

これは、いつもの“特売価格”と比べると、1.5〜2倍です。


で、さっき話したとおり、備蓄米も出てこないし、MA米もまだ入ってこない。

だからこの価格帯は、7月〜8月も続くって見ておいたほうがいいです。




じゃあ秋の新米はどうなるの?


コメ好きとしては、やっぱり気になるのが「新米」の行方。

実は、いま農家さんや流通のあいだでは、「今年の新米、けっこう高くなるんちゃうか…?」って空気が広がってます。


その理由はこうです:

  • ここ数年、米が安すぎて作るのをやめた農家さんが増えてた

  • 肥料や燃料の値上がりで、コストが全体的に上がってる

  • それに加えて、今の米不足の空気


これが重なって、「よし!今年は値をつけて売ろう」って動きが強まりそうなんですね。


ただし、これをポジティブにとらえる人もいます。

価格を上げて販売できることで若手農家の中には「ようやく米作りに希望が出てきた」って声もあります。

一方で、「価格が上がったと思ったら、すぐ落ちるかもしれない」という不安も。


だからこそ、これを“ただの高騰”で終わらせずに、持続的な米づくりにつながる動きに変えていけるかどうかが大事になってきます。




さいごに:私たちのごはん、これからどうなる?


「米がない」っていうより、「米が高い」「欲しいものが買えない」。

そんな“じわじわ不安”を、いま多くの人が感じてると思います。


でもその裏には、ちゃんと理由があるんです。

備蓄米は出したくても出せない。

輸入米は契約してもすぐには届かない。

しかも、受け取る側の体制もまだ万全じゃない。


だからこそ、いま起きてるこの「令和の米騒動」は、

単なる“物価の話”ではなくて、

日本の食のインフラや農業のこれからを見直すチャンスかもしれません。


おまけの話としては

この輸入米、国内の大手貿易会社に輸入の仕事を委託するということ。

それの見返りとして組織票を巻き上げるというのは定説です。

個人的には国民を安心させて信頼票を稼ぎつつ

組織票も獲得するという絵が書かれていると睨んでます。

7月20日は選挙ですよね、あまりにもタイミングが良すぎます。

そして

米の相場が下がれば稲作農家さんの収入も減ります。

収入が減ると米作りを諦める農家さんもいます。

実はよく話題に出る減反政策、これは米作りやめたら補助金出すよっていう政策で

2018年まで実施されており、通算50年ほどの制作期間の間で

驚かないでくださいね、200万戸あった米農家が30万戸まで減りました。

さらに温暖化、猛暑、台風の影響で収穫量も激減です。

はっきりいってお先真っ暗な国産米の未来ですが農家さんのd力に見合った価格で

販売されてそれが売れることがまずは何より大切です。

このままいけば近い将来、国産米はさらに値段が上がり悪循環が起きます。

頭の隅に置いといてもらえれば幸いです。



今週前半のお野菜

トマト

(滋賀県産 田井中さん 減農薬  ¥350)

水やりをひかえめにした分、味が濃く育ってます。


無農薬トマト

(滋賀県産 平中さん 無農薬  ¥80/100g)

期間限定、無農薬のトマトです。


プチトマト

(滋賀県産 居原田さん 減農薬  ¥320)

トマトは水やりが肝心。最小限の水やりで味の濃いプチトマトに。


小松菜

(滋賀県産 垣見さん 減農薬  ¥280)

葉物の王道。お浸し、炒め物、味噌汁、なんでもこいです。


ほうれん草

(滋賀県産 垣見さん 減農薬  ¥350)

葉っぱもピシッとしたものが入ってきました。


空芯菜

(滋賀県産 垣見さん 減農薬  ¥250)

ぽりぽりの茎がクセになる中国由来の青菜、炒め物に。


きゅうり

(滋賀県産 田井中さん 減農薬 ¥250)

春先のきゅうり、瑞々しくて食感も軽やか。


茄子

(滋賀県産 宮田さん 減栽培  ¥320)

しっかり肥えた食べごろ茄子。お好きなのを2本お選びください。


フワトロ茄子

(滋賀県産 宮田さん 減栽培  ¥250)

加熱したらとろけるようなおいしさと食感。



ピーマン

(滋賀県産 山下さん 減栽培  ¥280)

肉詰めなどにちょうど良いサイズ。お弁当にも。


オクラ

(滋賀県産 小嶋さん 減栽培  ¥280)

今年もたくさん食べましょう。程よいサイズ感。


とうもろこし オススメ

(滋賀県産 小嶋さん 減栽培  ¥350)

糖度がピークに達する早朝に収穫。生でも加熱でもOK。


ズッキーニ

(滋賀県産 田井中さん 減栽培  ¥350)

大ぶり食べ応えあり。夏の代名詞。


サラダケール

(滋賀県産 園田さん 無農薬  ¥350)

栄養満点のケール。クセがなく食べやすいサラダ品種です。


大葉

(滋賀県産 垣見さん 減農薬  ¥200)

夏に食べたい薬味系。刻んで何にでも乗せましょう。


パプリカ

(兵庫県産 木村さん 減農薬  ¥380)

カラフル、肉厚、ボリューミー。大変オススメです。

ベビーリーフ

(奈良県産 減農薬  ¥350)

様々な小さな葉っぱがミックスされたサラダ向けのリーフ。


青ネギ

(滋賀県産 宮本さん 減農薬 ¥280)

薬味に不可欠。数量限定です。


にら

(滋賀県産 宮田さん 減農薬 ¥250)

炒め物や薬味はもちろん、近年はニラダレも人気ですね。


新玉ねぎ

(滋賀県産 平中さん 無農薬  ¥60/100g)

嬉しい無農薬。グラム売りなのでお好きなだけ。


じゃがいも

(滋賀県産 平中さん 無農薬 ¥350

春の綺麗なジャガイモ。とりあえず買っておけば何とかなります。


にんじん

(滋賀産 田井中さん 減農薬 ¥240

使い切りサイズの2本入り。通年通して活躍する常備野菜。


ブラウンマッシュルーム

(兵庫県産   ¥350)

サラダにもよし、焼いてもよし、アヒージョでもよし。


特大エリンギ

(兵庫県産   ¥380)

めちゃくちゃ大きいです。食べ方はあなた次第。


椎茸

(滋賀県産 木下さん 菌床栽培  ¥380)

プリプリジューシーな椎茸。旨味たっぷり。


ニンニク

(滋賀県産 平中さん 無農薬  ¥280〜)

これからの季節、食欲増進にもってこい。無農薬です。


アボカド

(メキシコ産 減農薬  ¥400)

樹上完熟で収穫。いつも食べごろです。オススメ。


バナナ

(メキシコ産 減農薬  ¥480)

有機JAS認証。ポストハーベストもなしので嬉しい。


小玉スイカ

(滋賀県産 山本さん 減農薬  ¥1380)

皮が薄めで甘味が強い小玉タイプ。食べきりサイズが嬉しい。


しょうが

(高知県産 高木さん 無農薬 ¥200/100g)

殺菌作用が期待できる万能薬味の王様、高知産のおいしさをお試しください。


ニンニク

(滋賀県産 岩崎さん 無農薬 ¥320)

無農薬のニンニクは貴重です、お探しの方は是非。


コシヒカリ

(滋賀県産 安居農園さん 特別栽培)

【白米】5kg ¥4,800 

収穫後、玄米の状態で冷蔵貯蔵庫で保管、仕入れ時に精米するので鮮度が全然違います。

特別栽培の為、食味も良くコシヒカリは粘りと甘味が強いのでお子様やお年寄りに人気です。


キヌヒカリ

(滋賀県産 安居農園さん 特別栽培)

【白米】5kg ¥4,500 

収穫後、玄米の状態で冷蔵貯蔵庫で保管、仕入れ時に精米するので鮮度が全然違います。

特別栽培の為、食味も良くキヌヒカリはサラッとした口当たり、冷めても食味が落ちません。




などなど

他にも飛び入りで何か入荷するかもしれませんので

是非店頭にてご確認くださいませ。



※上記金額はあくまでブログ更新時での内容となり、日によって変動する場合がございます。

※上記品目はあくまでも予定となり、営業当日に欠品や入荷タイミングがずれる場合もございます。

※日によって入荷の数量にバラつきがあります。早々に売り切れる場合もありますのでご了承ください。

※価格は全て税込表示となります。




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配達に伺います。
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